[3]カカオの成長記録

2021年夏、我が家で観葉植物のように成長を見守ってきたカカオに初めての花が咲きました。まさか花が咲くとは思ってもいませんでしたが、こうなると実がつくことにも期待を寄せてしまいます。

カカオは年間を通して平均気温25℃以上の環境が必要でして、冬場は段ボールとオイルヒーターと西陽のチカラを借りて温め、夏場の外気を取り込む時には風避けをしたり。あれこれとやってきて、ここまでよく育ってくれました。自分たちの振り返りの為にもまとめてみました。
_________________________________
花が咲きはじめてから3年、、、
なんと、カカオが結実しました!
ハルさん(夫)がこれまで挑んできた受粉。
実はこれより前もふっくらとしては落ちてを繰り返してたそうで(ちょうど左側の花のように。この花も翌日には落花)、今回ここまでの大きさに、、、とはいってもまだまだほんの数ミリのお話しですが、ここでようやく受粉の成功を確認できたようです。

この日は夫の誕生日でもあったので嬉しい1日の始まりだったのではないでしょうか。
結実を確認してから3日後の様子。
少し大きくなってるしもうカカオの形してる!こりゃ目が離せません!

現在2本のカカオがありまして、こちらは背丈140センチほどに成長した弟カカオくん。
もう1本の2メートルほどの背丈がある兄さんカカオは年数を重ねるたびに葉数も花も増え、昨年の秋頃までは順調に見えたのですが、、、冬の間に葉っぱをすべて脱いでしまいました。

恐らく植え替えをしてなあげないといけないのだろう、、、とのこと。
鉢もなかなかの大きさなのでさぁ大変です。
上:2023年9月5日の兄さんカカオ
下:現在の姿。少しづつ新芽が生えてます。
そしてこちらはコーヒーの生豆。
昨年はじめて収穫できました。
なんともかわいい。
かわいくて話しかけないように気をつけているところですが、さらに気をつけたいのは話しかけしまった時に返事が返ってきた時とかなんとか。笑

珈琲の木はか細くスリムな子で、数年前からできていた蕾に気づいてあげられず、、、蕾だと気づいてからも開花までには辿り着けずそのまま蕾だけ枯れてしまっていました。

調べによると葉に水分が足りないとの事で外に連れ出して沢山の水をあげていました。
今年は外に連れ出すタイミングが遅かったようで実らなかったとのこと。
写真は2023年12月14日の様子。
冬場は陽当たりのいい部屋へ。
この少し後に収穫したようです。

この時のコーヒーの蕾のことを調べる機会があったおかげ、カカオの葉にも花にも霧吹きを始めてみたのがよかったのか?など夫婦で話しているところです。

そして、、、

2週間目に突入しようかというあたりから萼の色が緑色から褐色に変化がみられ、、、
なんと数日後に落ちてしまいました。
こうやってみてもやっぱりちゃんとカカオしてる。1cmほどまで成長してくれました。
実は同時期にいくつかの結実が見られてましたが、、、全て落ちてしまい残念。
そして7月19日現在、
新たに7mmほどの実を確認中。
兄さんカカオも回復中。
植え替えはまだですが、すくすくと成長してる。大丈夫なのだろうか、、、?

さて、これからどうなるんでしょう。
またご報告させていただきます!

HARU CHOCOLATE

夫婦で小さなチョコレート工房にてカカオ豆からチョコレートになるまでの一貫製造をしてます。 週末は京町の店舗にてタブレット(板チョコ)の販売、自家製チョコを使用した喫茶メニューをご用意。